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かけちゃんねる2

エモいことを書く

内定が無い人の話

昨年の12月から就職活動が解禁になって、僕も合同説明会に行ったり、個別の会社説明会に行ったりしました。

選考に進んだ企業もあって、内定も3社から受けました。

でも、すべて内定は辞退しました。

 

ずっと焦ってたんですよね。内定が無い(=無い内定)と「社会」という目に見えないものから抹殺されるような恐怖があったのかもしれない。

そうして就活を始めたんだけど、これまで将来のことについて真面目に考えてこなかった僕には苛酷すぎた。もう周りに流されるしかなかった。

とりあえず会社説明会に足を運んだり、就職ナビに登録したりして、就活生になろうと必死だった。

大学の「就活塾」にも応募して、受かったから通った。

模擬面接を学生同士で繰り返した。

「それでは自己PRをお願いします」「あなたの長所と短所は何ですか」みたいなありがちな質問に答えられるように練習をした。

それが功を奏したのか分からないけれど、先のとおり企業から内定を受けることができた。

 

それ以降も「本当にこれでいいのか?」っていうのがずっと頭のなかでグルグルしてた。それは単純に将来への不安っていうのもあるだろうし、「あーこれがいわゆる内定ブルーってやつか」とか思ったりもした。

だから、そういうモヤモヤした気持ちを払拭するために、とりあえず今社会で何が起こっているのか、どういう働き方があるのか、といった情報をインプットしまくることにした。

そういう過程で気づいたのは、「俺には誰かに提供することのできる付加価値がねぇな」ってことです。

自分には価値がないとかそういう拗らせたことを言っているわけじゃないです。

ロマンティスト(=文系)としてのスキルといったほうが適切かもしれません。

そういうのは企業に勤め始めてOJTで学んでいくのかもしれません。

でも、「働く」ための選択肢ってそれだけじゃない。

別の可能性が見えてきたんですね。

すると、これまでの「やってもいい仕事」という選び方は賢くないように思えてきた。

そうした上で、内定を受けた会社で働いている自分の姿を想像したら「違うな」と。

 

そして、すべての企業の内定を辞退して今に至るわけです。

 

最近ツイッターで、ダイバーシティや嫌われる勇気やゆうてますけども、これは僕がこれからどのような人生を歩んでいこうかということを真面目に考えているからこそであって、何も意識高いことを呟いてやろうとか、そういうことやないんですね。

僕なりの就職活動なんです。そこは勘違いしないで頂きたいわけです。

 

「生き方」について考えるのはモラトリアムに必須だと思うんです。

周りに同調して、とりあえず「内定」を目的にして就職活動する。

そして、就職口が決まってよかったよかった。そういう人が多い気がするんです。

これまでは(選択肢はあったけど)敷かれたレールの上を走るだけでよかったんですよ。

でも、中学→高校→(大学)→就職みたいなものでは決してないと思います。

そこを同列に考えてしまって、まるで大学を受験するかのように、会社の面接を受けている人がいるんじゃないかと。

 

僕は働くことって生きることに近いと思っています。

もちろん、ワーク・ライフ・バランスという言葉もありますし、休みの日をただ楽しみに仕事をするのもひとつの働き方で、ひとつの生き方だと思います。

でも、働くならやっぱり楽しく働きたいじゃないですか。

こう言ったら「いや、そもそも仕事なんてものは楽しくないものだから」なんて僕に反論してくる人も実際にいるんですよ。

だから「働きかた」っていうのは「生き方」とか「考え方」と密接に関係してるのであって、リクナビがどうこうだけが就職活動じゃないと思うんですよ。

 

仕事っていうのは自分がした「何か」が「誰か」の為になるわけじゃないですか。じゃあ、何がしたいのか、何ができるのか、誰のための仕事をしたいのかってことと向き合うことにはなると思います。そこで、じゃあ、自分って何が好きなんだろうとか、何をしているときが一番楽しいんだろうとか考えるんですよ。

 

色々情報をインプットしていくにつれて、「これまで当たり前に受け入れてたけど、それってどうなのよ」みたいなものがどんどん増えてくる。

これまで僕が無視してきたツケが回ってきてるんです。

「とりあえず働けよ」って主張もあります。わかります、働いてみないと内実はわからないと思っています。

でも、そういうのに対しても「正しい!」と言うのか「間違っている!」と言うのかで生き方も変わってくると思うんです。

 

自分がどういう立場にあって、これからどうしたいのか、何を大切にしている(きた)のかっていうのを模索しているモラトリアム人間なんです。僕は。

 

物事の本質を知らないと、抽象論でしかそれを片付けることしかできないし、そこに自分の信念や人間哲学が介在しなくて薄っぺらい自分になっていく気がする。だからこれまで見ないようにしてきた色んなものを見ようとしている。納得した人生を送るために。そういうわけです。

 

これからも、僕なりの就職活動を続けていきたいと思います。

 

さいごに就職活動のときに読み漁った本でも紹介しておきますね。

どれも前向きな力を与えてくれる素敵な本でした。 

 

新装版 ほぼ日の就職論「はたらきたい。」 (ほぼ日ブックス)
 

 

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

 

 

その幸運は偶然ではないんです!

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夢をかなえるゾウ 文庫版

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