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テックなことを書く

あなたが好きなものは何ですか?

今、大学のとあるプロジェクトに参加している。

内容としては、大学生が中学校に赴いて、中学生と向き合い、彼らの「志」を見つけるためのお手伝いをするといったものだ。

今日は某中学校の2年3組の教室に入って、たくさんの中学生とマンツーマンで会話をした。

大学生は生徒に問いかける。
「今夢中でやってることはある?」
「昔から好きで続けていることとかある?」たくさんの質問を投げかけていき、中学生はシートに「どうしてそれが好きなのか」「好きになったきっかけ」などを書いていく。
その過程で、(彼らは気づいていないけれども)彼らの中にある「大切にしている(していきたい)もの」に気づいてもらうことを狙いとしている。生徒の反応は千差万別で、好きなことを笑顔で語ってくれる生徒もいれば、好きなことを書いている紙を隠そうとする生徒もいる。無事今日のミッションを終えて、シートを見ながら1日の振り返りをしているときに、つい感傷的になってしまった。理由は2つあって、理由のひとつは、そのシートに中学生たちの「好きなこと」や「やりたいこと」が飾りなく彼らの字で書かれていることに感動したからだ。
今朝、植松努さんのTEDのスピーチをみたこともあってか、ウルっときてしまった。
Hoping invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo ...
彼らの夢が書かれているシートを見て「そんなの無理」なんて言うひとはプロジェクトに参加している大学生の中にはひとりもいない。
「それいいじゃん!」と背中を押してくれる存在がどれほど誰かの人生の助けになることだろうかと改めて考えさせられた。もう1つの理由は、中学生の心をオープンにすることができなくて悔しかったからだ。
僕が担当した中学生に先のような質問をしても、反応が薄かった。
これは、彼らの性格や気質のせいだと片付けてしまえば、簡単に済む問題だ。
けれど、僕はそうは思わない。
仮に彼らが恥ずかしがり屋であったとしても、僕が少し会話を工夫するだけで、それは解決できたかもしれない。
答えを急がずに、彼らに響くものを投げ掛けることができていれば、彼らの中に眠っている輝きをもっとたくさん見つけることができたはずだと思っている。
時間的な制約はあるけれど、僕の努力次第で中学生と心の距離を縮めて、よりいい関係で志を見つけることができると信じている。そういう文脈で、グループでの話し合いの時間に「全部俺のせいだ」という、かなり悲観的に受け取られても仕方がない発言をした。
けれど、その裏には「自分ならできる」という自信がある。
その自信がある限りは、中学生と真剣に向き合っていくことができると思っている。「将来の夢」を1度も口にしたことがない、一人っ子。(小学生のころに、クラスの前で「大きくなったらバナナになりたい!」と言ったことは覚えている)
中高の課外活動では、同輩以外との交流は皆無。
大学の部活では、幹事という経営者的な立場だったため、(現場の?笑)後輩たちとも距離を置くことが多かった。そんな僕が今、8つも年の離れた中学生と向き合っています!笑 

 

 

 

NASAより宇宙に近い町工場

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植松電機 1―「夢に向かって」植松努物語 (『心を育てる』感動コミック)

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