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サブカル評論家から得られる視点 - 2016年8月13日(土)の日記

最近よくラジオを聞いてます。 J-WAVE の THE HANG OUT の月曜日のラジオですね。 パーソナリティーは、評論家の宇野常寛っていう人でサブカルに明るい人です。 彼は、最近はスッキリのコメンテーターを務めているのでマスにも多く知られてきているのではないかなと思っています。 まあ彼は、テレビというマスメディアがいかに、この情報社会で古い体質になってしまっているのかっていうのを、出演者の立場として新しい可能性がないか模索しているみたいですね。 といっても、最近はそういう組織の中から構造をかえていくよりも、社会そのものの構造を変えてしまって、その組織自体の体質を変えてしまうっていうほうがモチベーションがあがるみたいなことを言っていて、テレビの仕事は結構割り切っているみたいですね。まあだからこそ、割りきったうえでの鋭い発言に今後も期待したいですね〜。

でまあラジオの話に戻します。 視聴者層でいうと、主に大学生からアラサー女子(男子もいるけどアラサー女子の恋愛相談というのが名物になっている)までという感じですね〜。中には中学生から「自分が反抗期で悩んでいます」みたいなすごく達観したメールとかもあったりして、結構幅広いひとが聞いているなあという印象ですね。 このラジオで語られることのキーワードをざっくりあげていくと、アイドル、特撮、ドラマ、恋愛、政治、起業家、就職、インターネット、コミュニティ、ですかね〜 サブカル評論家という割に、数多くのジャンルに対して見識があって、それはやはりアイドルが社会でどういう文脈をもっていてどういう影響力があるのかというのを突き詰めていくと、政治とか国家、思想とかに行き着くらしいかららしいですね。 まあそれはなんとなくわかります。なんとなくですけど。

彼の評論家として優れているかどうかみたいな話だと、「彼が主張していることって主観が多いのではないか」みたいなことが評論家の評論家のひとたちの間では結構言われてるんですよね。 まあたしかに根拠となる数値・データについて語られることは少ないかなあという印象はあります。 しかしながらですよ、やはり彼の様々なものに対する観察眼・考察については、結構「へぇ〜そういう考え方もできるんだ」みたいな気付きが多いんですよね。 それは僕がおそらく世の中のことを、この歳になってもまだ全然知らないからだとも言えると思うんです。 それに、ここのところあまりそういう新鮮な視点が得られてなくて、平積みされている自己啓発本・ビジネス書とかって、まあだいたいホワイトカラーとしていかに効率的に作業をこなすかとか、人に好かれるにはどうしたらいいかみたいなことしか書かれてないですよね、ざっくりいうとね。(最近は、歴史、政治、哲学読まなきゃなあという気持ちですねえ) まあ単に僕が本を探すのが下手くそなのかもしれないですけど。 だからそういう状況で宇野さんのラジオを聞くとね、すごく陳腐な表現ですけど刺激があって好きですね。 そして理想を言えばですよ、いまは新しいことを聞いていて唸っているけれども、これがね「宇野さんまた同じこと言ってるよ」という具合にね、ひとつの物の見方として吸収してしまってね、それを大局的に観てね、「それは一概にそうとは言えないんじゃないのか」みたいに自分の他のデータを持ちあわせて楽しめるようになりたいなと思っていますね。

最近思うんですよね、この歳からどれくらい頭良くなれるのかな〜みたいなことですね。 なんだか第一線で活躍されている人をみていると、結局のところすごい学歴の人が多いじゃないですか。 でね、これは僕の考えなんですけど、彼らが活躍しているのはもちろんそういう地頭がいいっていうアビリティがあるっていうのは前提としてあるかもしれないですけど、露出が多いのは単純に行動する量と質が伴っているからだと思うんですね。 結局人って、その人が何をしてきた人なのかというところでしか評価しないじゃないですか。 そして頭がいい人たちってそれを体感としてわかっているんじゃないかなあと思います。

あるいは変態的なモチベーションを秘めていて、気づいたら周りの人と違うことに没頭してしまったがゆえにマジョリティとの感覚にズレが生じてしまっていて、それが結果的にマスメディアから「なんかあいつ面白いから”変な奴いるよ!”みたいな感じで取り上げてみようぜ」みたいに持ち上げられる構図になっているんじゃないかなあって思いますね。 そういう人たちが確率論的にいわゆる高学歴と呼ばれる大学に通っていることが多いというだけじゃないかなあと思いますね。 たぶんこれって悲しいけれども、生まれた環境によってある程度どれくらい優良な教育が受けられるかみたいなのが決まっているのがひとつの原因かも知れないですよね。 周りに優秀な人がいると、全体的な「最低のレベル」がとても高いところに設定されてしまい、また同一コミュニティ内での人間関係の助けみたいなのもあって、同じようなおもしろい人たちが同じような場所に集まってしまうっていうそういう仕組みになってしまっているんじゃないかなあという。これはあくまでも僕の仮説ですけどね。

結局僕が何をいいたいかというと、今からでもすごいやつになれるのではということですね。 つまり、いま第一線で活躍しているようなスゲェと思ってしまうような人たちに高学歴の人が多いという理由としては、上にあげたような力学がはたらいた結果であるとしますと。それが予めの地頭の良さ、基礎学力(いわゆる才能みたいなもの)に起因してないとするのであれば、僕のような中学や高校であまりストイックに学習してこなかった(それは自分が天才でないことに気づきたくなかったがゆえの逃避かもしれない)人でも、これからの学習の積み重ねによって、世の中をもっと面白くできるような人になれることを信じられるので明るいなあと思ったのです。

ラジオの話から脱線してしまったけれど、そういうことを考えたりしながら生きてますね〜。 彼のJ-WAVEのラジオはYouTubeアーカイブ残っているので、興味がある人はそちらから。