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テックなことを書く

「念のため」にやりすぎない

「念のため」って嫌い。 「念のため」にやったことのほとんどは無かったこととして埋没していくんじゃないかなあ。 だったら、「今必要な」「重要なこと」にコミットしていくべきだと思う。 それは、個人としてでもそうだし、コミュニティの構成員としても皆がその方向をむいて「今」に集中すべきだと思う。ただしそれは「未来」を見据えたうえでの「今」だ。

おそらく、「念のため」に付随する行動は、ある種「もったいない」という人間の「損をする感情への嫌悪」が強くはたらいているのだろうし、また「未来に効力が発揮されるだろう」という不確定的な希望的観測のもと実行されることがほとんどだと思う。 たしかに、未来において過去の軌跡がないことが理由に混乱することはあるだろう。 しかしながら、それはそのときに解決すればよいのではないか。 これについてのリスクヘッジのために「専念する」ことに、大きな価値があるようには思えない。 また「もったいない」ことをしているという気持ちについても、「今その瞬間でのおいしさ」にフルコミットするべきだし、今食い散らかしたものの残りカスは、カス以上のものに合成されることはないのではないか。なぜなら、それらは生ものであるため、時間が経つにつれて鮮度や味が落ちてしまうからだ。欲しいときに欲しいものを十分に得たときそれで「足りている」のであって、なにも勿体なくないのではないか。

いつか使うかもしれないから「なんとなく」「とりあえず」「もったいないから」「念のため」に高級ブランドの手さげ袋なんか溜めておかずに、いまこの広い部屋の空間を最大限に生かして、今なにが足りていないかということに気づくことこそが大事なのではないかなあ。 今がすべてなんだよ。