かけちゃんねる2

エモいことを書く

インターネットは衰退しました

インターネットはあまり面白くなくなってしまった。

まだ、スマートフォンが普及していなかったころのインターネットには夢がたくさんつまっていた。 それは、インターネットという技術をもちいることで世の中を情報化することで「真の民主主義があり得るんじゃないか」といったような幻想だった。そして、そこに集まる人たちは、まだマスにひらかれてはおらず、しかしこれから確実にヤバくなっていくインフラに可能性を感じていた。彼らは現実に抱えるある種の理想をインターネットに投影していた。 そのころのギークな人たちは、現実では言えないけれども有益である情報をひっそりと盛んに共有していたに違いない。固定化されない流動的なコミュニティを築き未来への可能性を信じていたに違いない。 ところがスマートフォンなどの普及により、インターネットが大衆のものになってしまってからはだいぶ様子が変わってしまった。

ツイッターフェイスブックなどのSNSは、マスメディアとなんら変わらないものになってしまった。 それは、まるでリビングでなんとなくテレビを見ているのと同じで、ただ消費されるコンテンツになってしまった。 芸能人の不倫や政治家の不祥事に対して、煽るような「反応」をしてしまい、大勢で袋叩きにして遊んでしまっている。 また、ムラ社会的な「空気を読む」ことで生きてきた人たちの声が大きくなるにつれて、物事に対する批判を受け入れるというよりも、自分にはわからないものは思考停止でめちゃくちゃなロジックで規制発言をするような人たちが跋扈してしまっている。

だから、賢い人たちはそこにコミュニティとしての魅力を感じなくなってしまっているし、そこで情報発信をすることの無駄さにも気づいてしまっている。つまり、人生を少しでも前進させようとする意志を持つものは別のコミュニティの可能性を模索する段階に入っていて、もはやただでオンラインで得られる情報に大した価値はなくなってしまったのだ。

したがって僕たちは、本当に価値のある情報に辿り着くためには、インターネットに開示されることのないようなコミュニティに物理的に動いていく、動的な人間にならなくてはならない。