かけちゃんねる2

エモいことを書く

発言録を書く仕事をしています

今日は議事録を書いた。議事録というより発言録といったほうが正確かもしれない。 そこに書く必要があることは、「誰が何を言ったか」ということだけだ。しかしこれがなかなか難しい。

理解しないと書けない

まず、自分は音声入力をしたら文字として出力するマシンではないので、「誰が何を言ったか」というのをちゃんと聴覚と視覚を使って認識する必要がある。 そしてそれを自分の頭を使って出力していかなければ発言メモは完成していかない。 しかも、悲しいかな人が話す速度とおなじようにキーボードで文字入力する技術がないため、「あとで自分がわかる」という程度に具体性を欠いて記述する。このとき、発話者の言っていることを理解して(、言った事実だけを記述しなければならない。 つまり、納得するとか、そもそもの意味を考えるようなことをしていては速記できないので思考しないようにしなければならない。 もうなんだかこの時点でとても悲しいけれど、ちゃんと考えられる人であるということをアピールする機会を悉く逃してしまっていたし、思考する技術に長けていないと判断されたということで、今できることをやるしかないという論理もある。

文脈を記述しないといけない

思っている以上に人の話すスピードは速い。酷いときは誰かの発言を遮って、被せて発言する人なんかもいる。加えて、「それ」とか「あれ」、「さっきの」とかいう指示語を用いる人なんかも出てくる。 これらのことを後で思い出すときに忘れないように、発言メモをとるときに補足していかなければいけない。

初見のグラフを用いての議論が始まる

無理。グラフを見ながら発言者の言ったことを理解しようとしたら、手が止まる。そうこうしているうちに、「5000から1万のとこじゃなくて、そのひとつ左のとこが色が濃いけど」とか言われる。 色が濃いことが何なのか、その数字は何を指しているのか追いかけているとキーボードが叩けないので、そのまま行ったことを書こうとするけど、頭に入っていないのだから書けるわけがない。 そうしてどうしようもない思いを抱えるしかなくなってしまう。

まあ、本気でこれをやれっていわれてるんだったら、速記の技術を身につける時間をくれっていうのと、やり方変えなきゃいけないっていうのがある。 かな入力にするとか、髪に書くとか、初見になることはやめて予習をするとか、誰が発言するかの入れ物を用意しておいてそこに書いていくとか。

これに関連する、もう少しレイヤーの高い話は、「念のため〜」という記事に書いてます。

ボイスレコーダーじゃだめなんですか?だめだそうです。