QKAKE::TECH

テックなことを書く

No.1でなければならない理由

サービスはナンバーワンじゃなくちゃ意味がないというのはよく言われる。また、「2位じゃダメなんでしょうか?」という議員の発言が物議をかもしたことも記憶に新しい。 しかし、個人的にはつい最近になるまで1位じゃなきゃいけない理由が腑に落ちてなかった。なぜか。それは2位でも質が伴っていれば何も恥ずかしいことではないと思っていたからだ。加えて、そもそも競争をするとはいっても同じような人を幸せにするのだから、お互いに違いを認めて得意なところで伸びていけばいいのではないかという考えがあった。もちろん、ナンバーワンであることは名前を知ってもらうメリットのあることは理解していたし、プロモーションとしての武器になることも理解していた。 だけど、これらは重要な点を欠いていることに気づいてしまった。

端的にいうと、1位には「かっこいい」という価値があって、「かっこいい」から声をかけてくれる仲間がいるということだ。 つまり、ビジネスというのは理屈だけでは動いておらず、僕たち人間が動かしている。そうすると、論理よりも感情に重きをおくことが強みとなることもあるのだ。 だから、「かっこよくありたい」というサービスに関していうと、ビジネスの相手にの条件に「かっこいい」こと、つまりナンバーワンであることが戦略として選ばれてもおかしくない。 ナンバーワンでありオンリーワンであることを大事にしているものがあえて、1位ではない相手を選ぶことがあろうか。全てが定量化されている世界において、ナンバーワンの美男は、ナンバーワンの美女を見つけ出して求婚するのだ。 言い換えると「1位」の強みはそのシンプルさだ。まるで物事への反論に「常識だから」と返す上司のように、「1位だから」ということには理屈ではないシンプルさが内包されている。だから大衆はわざわざ「1位であること」に理由を求めたりしない。 ビジネスする相手を選ぶときにそのシンプルな文脈を獲得できるという点においても、1位であるということは大きな価値があるのだろう。